歯周病とは、歯周組織の病気で細菌によって引き起こされる感染症です。

感染症が悪化すると、歯茎が腐敗し歯が抜け落ちます。

実は、日本人の半数が歯周病にかかっているというデーターもあり、健康のため、美容のために口腔ケアは力を入れていきたいところです。

歯周病の進行状況


歯周病の具合がひどくならないと痛みなどを感じにくく自覚しにくいという特徴を持ちます。

ですから、痛みが出る前に日ごろから歯茎のチェックを行う必要があります。

歯周病の症状は初期の段階では赤く炎症を起こす程度で、徐々に歯と歯茎の間の溝が深くなります。

悪化していくと、歯がぐらぐら動いて口臭が酷くなり、 膿が酷くなって少しのことで出血するようになってしまい、歯がしみたり口の中が粘つくなどの症状が現れた後、 象牙質知覚過敏症が引き起こされて最後には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の予防はできる?


予防するためには何よりも歯磨きが大切で、歯磨きをしたら飲食は行なわない歯磨きは十分な時間をかけて行なうなどの日常的なケアが必要です。

特に最近は歯間ブラシが歯周病ケアには有効とされ、歯間ブラシ後の洗口液の使用は歯の隙間に有効成分を行き渡らせる、歯周病予防に非常に良い方法と言われています。

また、歯科で定期的に健診を受けて歯垢をクリーニングすることなども有効です。

尚、歯周病はウィルス性の感染症なので人から人への唾液をかいして移る病気になるので、歯ブラシの共用は危険です。

歯周病の再発を予防するには?


歯周病に再発しないようにするためには、細菌を増殖させないように予防することが要求されます。

一般的に食べかすなどの細菌は付着して8時間で増殖が始まり、24時間経つと歯ぐきの影響を与え始めるといわれています。

そのことからメンテナンスは24時間に1回の歯磨きなどでよいのではないかということになりますが、 ですが実際には磨き残しなどがあって24時間に1回のメンテナンスではプラークコントロールをしていくことが難しいとされています。

細菌は目に見えず、歯ブラシのとどきにくい場所にあるものはしっかりと落とすことが難しいので、そのためマメに歯磨きなどのケアをすることが望ましいとされています。

また1度歯周病になった人はブラッシングなどのケアが適正にできていないことが考えられますので、 再発させないために歯科医院などの医療機関の予防歯科を定期的に受診して、歯や歯ぐきの健康状態をチェックしてもらい、家でやっているケアが適切であるか確認していき、 問題があれば修正していくことが望まれます。

入れ歯しか選択できなくなるかも?


昔は歯が抜けると入れ歯しか手段がありませんでしたが、最近は口腔外科治療により義歯を入れ、まるで自分の歯を再現できたような感覚を取り戻せるインプラントが人気です。

ただ、このインプラント、義歯を入れ込むため歯茎の下にある顎の骨にボルトの穴を開ける必要があります
そのためには、健康な歯茎と顎の骨が絶対条件になるのですが、歯周病は歯茎と骨を溶かす病気なので、歯周病により歯が抜けた場合はインプラントさえ埋め込むことができないことがあります。

つまり、総入れ歯か部分入れ歯の選択しかできない可能性をもたらすのが歯周病です。

今は、保険適用外の入れ歯であれば、自分にジャストフィットする良い入れ歯も多くなりましたが、インプラントに比べると生活をしていく上で不具合も多いようです。